人材派遣の面接で使うエントリーシートとは?

2015.09.29

派遣の不安を解消するグロップ人材派遣の面接では、登録と派遣先の希望聞き取りが行われます。そのためには、これまでの職歴や自分の得意な分野などの経験について派遣コーディネーターやコンサルタントに正確に、そして詳しく伝えることが必要です。

そうした情報の中から得られた適性を考慮して、派遣コーディネーターは派遣先をピックアップするためです。エントリーシートは、最初に記入するもので、自分の履歴や細かい職務経歴などの記入欄があります。

これは面接で効率よく話を進めるためにも、後日派遣会社の共通理解としてマッチングの手がかりとするためにもしっかりと記入しなければいけません。基本的には、エントリーシートの中で基本データを伝えて、面接でアピールポイントを絞ったり、肉付けをしたりといった形にすると応募者もコーディネーターも効率よく話を進められます。

たくさんの応募者から選び出されるために

人材派遣会社の応募者というのは、平素からたくさんの数があります。企業の採用面接も同じ事が言える場合もありますが、一企業という立場から考えると人材の募集と採用には期間が限られており、自ずと応募者と対面したり、応募書類に目を通したりする件数は限られてきます。

しかし人材派遣会社では、複数のコーディネーターやコンサルタントが毎日一斉にたくさんの応募者に対応し、それに対して適した企業を探します。そうなると、人材のデータは膨大となり、各コーディネーターの受け持つ人数も一企業の採用担当者とは比べ物にもならなくなり、応募者はその中の一人として扱われます。

そこで重要となるのが、エントリーシートと面接で得られた情報です。

エントリーシートは、インターネット上で打ち込んだり、面接現場で記入したりといろいろですが、それは派遣会社のデータバンクの中に収められます。

面接で得たコーディネーターの所見もその中に入ります。また最初の顔合わせの際にいくつかの希望にあった企業の提示をされることもありますが、その短時間の間に好感触を得られれば、その件数や質も向上します。

つまりエントリーシートと最初の面接では、できる限りの情報量と自分のアピールポイントを的確に盛り込むことが必要なのです。

人材派遣の面接とエントリーシートへの挑み方

エントリーシート人材派遣会社のエントリーシート記入の仕方と面接方法には、いくつかのポイントがあります。

それをうまく捉えることができると、エントリーシートは書きやすく、面接も効率よく行うことができます。企業の採用面接とは違い少しフレンドリーになっても大丈夫なので、自分の経歴や希望をまっすぐに伝えることが大切です。

エントリーシートは、各派遣会社によって形式に差がありますが、情報を正確に記入することと自由に記載してよい場合にはビジネスマナーに従いつつも個性を出すことが重要です。

エントリーシートの役割
エントリーシートは、派遣会社登録時に会社に残すことができる唯一のあなた自身の情報です。あなたの分身として本人の代わりにアピールするという点では履歴書と変わりはありません。

企業の採用募集の履歴書と違うのは、複数の目にさらされ、複数の企業と接点を持つ可能性があるという点です。

面接の役割
派遣コーディネーターとの面接は、エントリーシートの内容を具体的かつ深く掘り下げられる機会です。コーディネーターは自分の担当となることが多いため、コミュニケーションもとっておきたいものです。

会話の内容だけでなく、全体の雰囲気や話し方などからプロの目を通して適性を伺います。

エントリーシートの記入内容と面接で深めたいところは?

自分の希望する職種や業種をスムーズに紹介してもらうためにエントリーシートと面接の内容に工夫してみましょう。

エントリーシートの工夫
エントリーシートの役割は、自分のスキルと経験を「深く」だけでなく「広く」伝えることです。そのため自分の希望の職種、業種をどこまで絞り込むか、また、どこまで許容範囲として広げられるかを念頭において記入することが必要となります。

たとえば「営業」であったら、どの業種、どの分野の知識があるのか、また業種にかかわりなく「売る」ことができるのか、などを自分の希望に合わせて内容を調整するのです。得意分野や興味のある業種があるならば、それを掘り下げ、職種だけにこだわるのであれば、その職種の経験や知識、スキルを掘り下げるようにします。

面接の工夫
コーディネーターは面接官ではありません。しかしビジネスマナーを備えているか、派遣先でコミュニケーションを取れるかなどの推定の場にはなります。

そのため素直に対話しながらも、明るく常識的な受け答えが必要です。ただし企業側には率直に言えないような待遇面などのこちらの条件は正直に話しても大丈夫です。

それも考慮してコーディネートすることができるため、絞り込みやすくなります。

人材派遣の面接で使うエントリーシートとは?

1.人材派遣の面接前のエントリーシートは細かく詳しく
人材派遣では面接とエントリーシートで派遣先の絞り込み、マッチングを行うための手がかりを探します。エントリーシートを詳しく記入して、面接でさらにアピールすることで派遣先に紹介しやすくなります。

2.たくさんの応募者から選び出されるために
人材派遣会社での登録では、たくさんの応募者がいるため、短時間でアピールすることが必要となります。エントリーシートと面接でコーディネーターが十分な情報を得ることができれば、紹介する企業を探しやすくなるためです。

3.人材派遣の面接とエントリーシートへの挑み方
人材派遣の面接とエントリーシートは、企業に自分を紹介してもらう時の情報です。コーディネーターはこれを見て紹介を決めるので、希望する職種や業種に応じて内容を絞り込むことが必要です。

4.エントリーシートの記入内容と面接で深めたいところは?
エントリーシートを記入する際には、自分の希望に合わせた掘り下げを行います。また面接では現実的な待遇面などを正直に話して、コーディネートする際に考慮してもらえるようにしましょう。マナーを守りつつも必要なことは率直に伝えることが大切です。

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